私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの、その1つ目はずばり「洗濯洗剤」です。
洗濯洗剤については、最近ではテレビ等でも取り上げられることも増えてきました。特に「香害」などと言われ槍玉に挙げられているのが、香りを添加したタイプの液体洗剤。
しかし、私が使用していたのはそのタイプのものではありません。
私が使用していたのは、小さなボトルに入った香りが添加されていない一般的なタイプ。それまでの大きなボトルから一気に小さくなって、買った後の持ち運びや、置き場所を取らない便利さから使い始めたものです。使用を開始してから、まだ10年にはならないでしょうか。
その液体洗剤が突如牙をむいたのが、私がタバコの副流煙で化学物質過敏症を発症した直後でした。
元々「ちょっと変わった匂いがするな」とは思っていましたが、タバコの副流煙を避けて洗濯物を室内干しするようになって、その影響を強く受けるようになり。
代わりになる洗剤を探し当てるまでの間、 洗濯をするたびに体調を悪くして寝込むという日々が続きました。
* 洗濯をしない、というわけにはいきませんでしたので…。本当につらかったです。
ちなみに「香害」についてテレビで取材を受けた洗剤を製造・販売している某会社のコメント。
「使用量が適正でないと思われるので、正しい量をご使用いただけるよう案内していきたい 」
……。
いや、違いますよね?使う量が少なくても、人体に影響を与えるものとして指摘を受けてるわけだから、普通は改善するんですよね?
未だ、香りを添加した洗濯洗剤のコマーシャルが大量に打たれている状況を見ると、改善される日が来るのはまだまだ遠いようです。