「レベルⅠ(軽度)」を過ぎ、次のステップ(イヤなステップだ…)で私が感じた症状が、「頭痛」「胃痛」でした。
この症状が出て来ると、日常生活や仕事への影響が大きくなります。
◆頭痛
「レベルⅠ」で書いた「痺れ」が酷くなってくると、この症状が現れます。特徴としては、偏頭痛のように頭の一部がキリキリと痛むタイプではなく、頭全体が脈打つと同時に激しく痛む感じで、風邪で高熱が出ている時の症状に似ています。
常時この状態になると、仕事をしていても思考力は極端に低下しますし、継続的に身体を動かすことも難しくなります。私の場合はオフィスワークをしているのですが、「レベルⅡ」状態でのクオリティは通常時の7割程度といったところ。。だましだまし仕事をしている状態でした。
ちなみに頭痛の症状は市販の頭痛薬である程度押さえることが可能ですが、化学物質過敏症の場合は一定期間が過ぎると治まる性質のものではないため、使い始めると常用することになりかねません。その場合、副作用など別の問題を引き起こしかねませんので使い過ぎは厳禁、くれぐれもお気をつけいただきますよう。
◆胃痛
こちらについては、化学物質過敏症が原因になっているのかよくわかりません。いえ、影響しているのは間違いないのですが、どちらかと言えば過度のストレスでそうなっているような気が…。
ですので、痛みの種類はストレスの場合と同じで、キリキリと差し込むような痛みが襲ってきます。この症状が出るときは、「レベルⅡ」でもかなり「レベルⅢ」寄りの時。私の場合、日常の雑事をこなすのも苦痛を感じる状態でした。
このレベルに達している方は、毎日が本当につらいですよね。。
現在、化学物質過敏症の症状を劇的に和らげる治療や薬はまだ存在していない、と私は認識していますが、せめてここから「レベルⅠ」に下げることが出来れば本当に多くの人が救われると思うのですが…。
ただ、最近自分の症状が和らいできているため不勉強になっていますが、もしかすると何か良い方法が見つかっているのかもしれません。今後はそういったことも調べてなるべく早く記事にしていこうと思いますので、しばしお待ちいただけますよう。