別の記事でも書きましたが、私が化学物質過敏症の症状が一番ひどかった頃、ほとんど汗をかくことがありませんでした。8月の炎天下、ペットボトルの水を飲みながら長距離自転車をこいでも、ほんのわずかだけじんわりとにじむ程度…。これでは化学物質が体内に蓄積されても当然かと。
これと同じような症状の方はいらっしゃらないでしょうか。心当たりがある方は、すぐにでも発汗促進に取り組むのが「吉」です。私が病院で受け取った診断書にも以下の一文がありますし、何もしなければ化学物質が体内に取り込まれ、蓄積される一方ですので。
§ 診断書の抜粋 §
神経機能の回復や体内に取り込まれた有害物質の排出を促進させるために、発汗促進(ぬるま湯での長めの入浴、低温サウナなど)・適度な有酸素運動が有効ですので積極的に実践して下さい。
このうち比較的実践しやすいのは、「ぬるま湯で長めの入浴」かと思います。有酸素運動を行うにはそれなりの体力が必要ですし、アウトドアでもスポーツジムでも化学物質にさらされる機会が非常に多いので。その点浴室であれば、水を流すので化学物質が少ないうえ、室内で使用するものに気を遣えばクリーンルームに近い状態を保つことも可能です。
というわけで、以下のリンク先で私が実践しているお風呂の入り方を紹介したいと思います。
参照するにあたっては、必ず以下の点について注意するようお願いします。
* 持病がある方は、長時間お風呂に入って問題ないか、記事の通りにして問題ないかをかかりつけのお医者さんに確認してください。
* ご自身の体調に合わせ、決して無理をしないようにしてください。
* 自分に合わないと感じたら、記事に書かれている時間を自分なりに調整したり、もしくは取りやめることを検討してください。
お風呂に入って汗をかくことは健康に良い反面、体調が良くない時に無理をすれば事故につながる可能性もあります。決して無理をしすぎないよう、身体の状態と相談しながら取り組んでください。