前回の落書き帳では、化学物質過敏症とは無関係な、ラーメン屋さんの話を書きました。しかし、その結果と言えば、あまり読んでいただけることがなく…。
やはりこのブログに期待されているのは、化学物質過敏症に関する話なのか…(←あたり前)。息抜きはほどほどにして、できるだけ何らかの情報をお届けできるようにしていこうと思います。
というわけで、今回は掲題のとおり、「化学物質過敏症の人が絶対に避けるべき構造の集合住宅」の話です。
◆「避けるべき構造」の意味
化学物質過敏症の人が避けるべき住宅、と言えば、多種多様な化学物質を放散する新築の住宅、周辺に化学物質を排出する施設のある住宅、など色々ありますが。
ブログ主がここで取り上げるのは、あくまで集合住宅の構造について。それも、室内の空気をきれいに保つうえで、最悪と言って良い構造の集合住宅を取り上げます。
◆こんな構造の集合住宅には絶対住んではダメ
先に結論を書いてしまいましょう。絶対に住んではいけない集合住宅は、玄関側、および反対の窓側の両方に、室内の空気の排気口がある構造のところ。実はブログ主の集合住宅が、この構造になります。
理由は、近隣の部屋の住人が喫煙者だった場合、両方から排出される副流煙が自室でエアコンを使用する際に流入してくるため。
このことについては以下のリンク先の記事でも書きましたが、
⇒(2019.7.10)この季節は化学物質過敏症を改善するチャンスです
これ、本当に困るんですよね。部屋を閉め切っていても効果はなく、どうしたってエアコンが吸い出す空気の代わりに入って来る。しかも、タバコを吸っている本人は、多くの場合が換気扇の下で吸い、自室の空気を汚さないようにしているのが本当に腹が立つ。どうしてくれよう。。
ちなみに、ブログ主の部屋の場合は、窓側が換気扇、玄関側が24時間換気の排出口になっています。
◆住んでよい構造の集合住宅とは
ここまで書いたことで、住んでよい構造の集合住宅は概ねおわかりかと思います。
結論を言えば、部屋の空気の排出口が窓側か玄関側のどちらか一方、できれば玄関側にある構造が望ましい住宅と言えます。
むろん、窓側に空気の排出口がなくても窓を開けてタバコを吸ったりする人はいますが、換気扇から排出される副流煙のように、左右の部屋を狙い撃ちして激しく噴き出してくることはありません。流れてくる煙程度ならサーキュレーターを動かしておけば吹き散らせますし、そんなに怖くはありません。
一番理想的なのは、玄関側、窓側以外にもう一か所、建物の外壁側面にあたる場所に小さな窓があり、そこを空気取入口に使える構造の住宅ですね。一階かつその窓の先に広い空間があれば、状況に応じて便利に使えるでしょう。
今回の写真です。江戸川行船公園のプレーリードッグ。
付属の無料動物園なのに動物の種類が多いうえ、園内に庭園もあるのでたまに散歩がてらに立ち寄り愛でてます。。