とあるCS患者のDATABASE

~化学物質過敏症と戦う人のための情報提供ブログ~

(2019.10.19)化学物質過敏症のブログ主が感じていた匂いと戸惑い

ブログ主は、子供のころから色々な匂いに敏感でした。例えば、 季節の変わり目にはその時期特有の匂いで、新しい季節の到来を感じたりするなど。

 

しかし、化学物質過敏症を発症してからというもの、そういったことを全然感じ取れなくなっていたんですよね。それで、けっこう悲しい思いをしていたのですが、今年に入ってちょっとずつ回復の兆候が現れてきて。

 

特に今年の夏は、自宅マンションの前を流れる広い運河の、温められた海水の匂いを再び感じ取れるようになりました。症状が継続して回復傾向にあることがわかり、ホッと一安心です。

 

 

 

でも、一時期は本当に大変だったんですよ?症状による影響は、ただ単に匂いを感じ取ることができなくなっただけではなく、それが全て化学物質による刺激へと置き換わっていましたので。

 

なので、稀にその刺激に混じって何かの匂いを感じ取ることができた場合でも、考えるのはそれが症状に悪影響があるかないかの2択。それも、症状が悪化するに従って、その判断自体があやしくなってきたため、そのうち匂いの強いものは全て避け、通りすがりの場合は息を止めて早々に立ち去るようになりました。

 

ちなみに、その中で判断を誤っていた代表的なものが、コーヒーの香りです。 これ、最近になって理由がわかったのですが、喫茶店から流れ出す、コーヒーの香りとタバコの副流煙が混ざった空気を吸い込んだ時の症状の悪化を脳が記憶していて、「コーヒーの香り=NG」と判断していたみたいなんですよね。生活圏にサラリーマンの街「新橋」があり、そこにある喫茶店の前を通るともれなくそういう目にあっていたので、そうなったみたいですが。

 

なお、 今では「コーヒーの香り=NG」はなくなりました。むしろ、症状で靄がかかったような頭をすっきりさせるため、日常的に愛飲しています。

 

皆さんは、同じような経験はおありでしょうか。 まあ、同じ匂いを人によって違って感じることは普通にある話であり、つい最近、以前に書いた製品紹介記事のリンク先である、Amazonのレビューを見て驚いたばかりですが。

 

その記事がこちら。
ブログ主には、このシャンプーの匂いが記事にも書いた通り原材料の「米ぬか」にしか思えないのですが、それを別の匂いと捉える人が多く。。

 

もっとも、匂いの好き嫌いは人それぞれですので、同様に感じる方は無理には使用しない方が良いと思います。ブログ主が感じ取れない「何か」があることも、可能性としてあるわけですし。ブログ主自身は、それまで試した色々な製品で感じた苦痛が一切なく、症状を快方に向かわせる一助となっているこの製品を信頼していますけども。

 

さて、本日の写真です。

 

東京ミッドタウンのお店「PhoNam」の「グリーンカレーとトムヤムフォー」のセット。写真はフォー中心になっていますが、どちらも味は辛さ控えめでまろやかなので、会社帰りに食べ電車で大汗をかきたくない時に最適(また汗の話)。もちろん味は抜群です。

 

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