とあるCS患者のDATABASE

~化学物質過敏症と戦う人のための情報提供ブログ~

(2020.1.26)ブログ主の憩いの場 ~ 晴海客船ターミナル

しばらく前に、化学物質過敏症のブログ主がゆっくり過ごすことが出来る場所として、本屋さんのことを書きましたが。

 

 

症状が今よりはるかにひどかった頃は、本当にそういった場所が少なくて困りました。

 

ただぼんやりと、過ごすことが出来る場所はそれなりにあったんですけどね。マンションのエントランスや、近所の晴海トリトン内の一部区画など。部屋がタバコの副流煙で汚染されていたため、そういった場所で本を読んだり、スマホで化学物質過敏症について調べたりしていました。

 

しかし、そういったことをしているだけでは限界があるし、当然気持ちは晴れない…。なので、比較的体調が良い時には本屋さんなどに行っていたわけですが、そんな場所の一つ、晴海客船ターミナルが廃止になります。

 

今すぐ、というわけではないんですけどね。廃止されるのは「船の科学館」近くの「東京国際クルーズターミナル」がフル規格で運用開始されてから。建物自体も現時点で取り壊しが決定しているわけではないのですが、入港する客船は徐々に減っていく方向となります。 

 

ちなみに、この場所が好きだったのは、空気がきれいで景色が良かったから。稀に船がはき出すディーゼルエンジンの排気ガスや不心得者のタバコの煙(この場所は指定箇所以外での喫煙禁止)が流れてくることはありましたが、そういった場合を除けば屋外で安心して呼吸ができる、自分にとって数少ない場所でした。

 

少し、写真で紹介していきますね。

 

f:id:roid7:20191229093725j:plain

 

展望台です。意外とここに上らずに送迎デッキからの風景などだけを見て帰る方もいるようですが、来た以上は必ず行ってみるべき。この高さで都内やレインボーブリッジ、豊洲市場などが一望できる場所はそうそうありません。スカイツリーや東京タワーなど、俯瞰して箱庭のように見える場所はそれなりにあるのですが、ここは景色が近くて現実感があるのが特徴です。しかも無料!

 

f:id:roid7:20191229095209j:plain

 

ターミナル内にあるオブジェ。青い空との対比がきれい…だけど、完全に晴れた日の方が良かったかな。このオブジェ、風が吹くとくるくる回ります。

 

f:id:roid7:20191229095511j:plain

 

埠頭の海鳥たち。一見すべて同じ種類に見えますが、「ウミネコ」と「ゆりかもめ」が混じっています。「ウミネコ」は脚が黄色くてちょっと大きめ、「ゆりかもめ」は脚が赤くて小さめです。

 

f:id:roid7:20191229100308j:plain

 

晴海客船ターミナルから見える、ほぼ完成したオリンピックの選手村建物。オリンピック開催後は分譲マンションになるということで、既に販売は行われている状態。でもこの場所、景色はいいけど車で通勤する人以外は大変なことになると思うんだけど。。

 

そういえば、晴海客船ターミナルの夜の写真を撮っていないことに気づきました。いつどうなるかわからないし、春になったら早めに撮りに行こうかな。。皆様も、興味がある方は今のうちにどうぞ。