新型肺炎が流行し始めた頃「ジョギングやウォーキングは問題ない」という話があったからでしょうか。今なお、コロナウイルスの収束が見通せない中、そうした人たちが「マスクなしで」出歩いているのをよく見かけます。
やめんか、マジで。特に問題なのが、ゼェゼェ息を切らしながら至近距離を走り抜けていく輩。唾飛ばしまくりなんだが、感染拡大の原因になるのがわからんのか?マスクしろ、マスク。何?暑くて苦しい?ジョギングやウォーキングはマスクをしなくて良い免罪符じゃねえ。そもそも、ジョギングの効果は心肺機能の強化と脂肪の燃焼が主なんだから、かえって好都合だろうが。それがイヤなら、誰も歩いていない時間帯にやれ。スーパーが開いて、食料を調達に向かう人たちが動き出す頃になって走るな。
と、以前はほとんどいなかったのに、最近急に増えだした近所のこの手の輩に対する不満を吐き出したところで、今日の本題です。(愚痴が多いな。。)
今回感染していることが確認された、テレビ朝日のアナウンサー。この人に対し批判や擁護、双方の意見が飛び交っていましたが、ブログ主はどちらの意見でもありません。理由は、それぞれ以下の通り。
◆批判しない理由
単に、「関係者」ではないからです。叱責する人は身近にいるはずですし、そもそも自分自身からして上等な類の人間ではないので、赤の他人の落ち度を説教できるほど偉くもありません。ただ、これが職場にいて、自分が感染の危険にさらされたのであれば話は別です。特に老人と同居している場合、感染させてしまったら命取りにもなりかねない。決して許すわけにはいきません。
◆擁護しない理由
これは正直、どこに擁護する要素があるのかまったくわかりません。あまりに批判が集中しているので「それを諫める」というのならわかりますが、TV出演者が責任感云々を持ち出して擁護するのは、勘違いも甚だしいとしか言いようがなく。今、すべての人に一番求められている責任感は、「感染しない、そしてさせない」こと。それは、最前線で日々戦っている、医療関係者であったとしても同じです。
かつて、綾波レイは言いました。「あなたが死んでも代わりはいるもの」。………少し違ったかな?まあ、そこは掘り下げないとして、アナウンサーが発熱で番組を休んでも、バックアップしてくれる人は必ずいたはずです。それなのに、日々コロナウイルスの危険性を伝え、画面越しに警告を発していた人が、その本質を活字以上に考えていないことが露呈してしまった。そして、万が一を恐れる想像力も欠如していた…。これ、彼がアナウンサーとして番組に復帰したとして、その言葉を信じるに足ると思って聞く人がどれぐらいいるのかな…。
彼が全快することは、願ってやみません。しかし、今回のアナウンサーとして致命的とも言える過ちを、彼がすぐに許されるものとして考えるのか、そしてTV局がどのように処遇するのかについては、見守っていきたいと思います。