とあるCS患者のDATABASE

~化学物質過敏症と戦う人のための情報提供ブログ~

(2020.7.4)どうやら外出禁止を指示するための法整備の機会は失われたようです。。

用事があって会社から平日のお休みをもらった、しばらく前のある日のこと。

 

コロナ自粛で長いこと食べていなかった焼肉店のランチを食べようと、11時半頃馴染みのお店を訪れました。これまで平日は開店して30分ぐらいまでは人の入りがまばらだったお店、きっとリスクを避けながらゆったり食事ができるだろうと思って。

 

ところが。

 

店に入って待ち受けていたのは、夜の居酒屋と間違えるほどの音量で響き渡る声、そして席はほとんどが埋まっており…もちろんマスクをしている人は一人もいませんでした。

 

回れ右をして、すぐに店を退出。これはだめですね…第二波がやってきたのもうなずけます。。

 

そんな経験をしてふと思い出したのが、今回日本が他国のように外出禁止令を出さず、「日本モデル」と呼ばれるお願いレベルで外出自粛を要請したことです。

 

結果、日本は指導部(国)が残念でも兵隊(国民)が強いことをまざまざと見せつけ、流行は一旦収束に向かいつつあったわけですが、みなさんもご存じの通り、一部の人たちの身勝手…自粛は強制ではないという解釈…の結果火種はくすぶり続け、今再び感染拡大の方向に向かっています。

 

でもこれ、今回は感染時の致死率がそれほど高いものではなく、ピーク時の医療も何とか崩壊の一歩手前で踏みとどまれたから良かったようなものの、これがもっと致死率が高く、感染力の強いものだったらどうなっていたことか。。

 

そういったことを考えれば、今回の流行はもう一段階上の指示を国が出せるように法律を整備する良い機会だったと思うのですが、、どうやらそのチャンスは失われてしまったようで。何でも規制すれば良いとは思いませんが、人命に関わることに関してその準備をできないままに終わってしまうのは、本当に残念に思います。

 

 

 

そういえばこの流行、普通に考えれば発生元は中国なんですが、ちゃんと原因になった可能性のある食習慣は禁止したんでしょうか?野生の蝙蝠を食べるとか。

 

食文化を守る、ということは大切ですし、中国に限らず日本でも変わったものを食べる習慣はありますが、人命に関わる流行の発生源となった可能性があるのであれば、そういったことは全面的に禁止にすべき。中国自身は「中国が発生源である科学的根拠はない」などと強弁しているようですが、表向きはどうでも良いので打つべき手はきちんと打っておいてほしい…切にそう願います。

 

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写真は、食べ損ねたお気に入りのランチ。以前行った時のものだけど、今度はいつ食べられるんだろう。。