とあるCS患者のDATABASE

~化学物質過敏症と戦う人のための情報提供ブログ~

(2020.12.6)【晴海 麻辣大学】化学物質過敏症とは無関係な中華料理店の話

好物を聞かれた時に、その答えとして挙げることは決してないのだけれど。なぜか突然無性に食べたくなるもの、それが「麻婆豆腐」。もちろん、ブログ主の話ですけど。

 

で、今回は、本格的な麻婆豆腐をお値打ち価格で食べられるようになった「麻辣大学」のお話。久しぶりだなぁ、、このブログで飲食店の話を書くの。いや、たまたま今日食べた麻婆豆腐に、いたく満足したからなんですけど。

 

ちなみに、ブログ主がおじゃましたのは晴海トリトン店。上野に本店があって2店目として出店されたようですが、その船出はおそらく厳しいものだったと思われます。

 

というのも、「単品メニューしかない」「サイドメニュー以外はほぼ1,000円越え」「本格的過ぎて辛すぎる」という状態だったため、開店直後はそれなりに来店者で賑わっていたものの、あっという間に閑散としてしまったからです(失礼)。

 

それはそうだよなぁ…。ご高齢の方、少し口をつけただけで残して帰ってたもん。。辛い物が好きなブログ主ですら、2回目以降お店に行く時には、胃を保護するために事前にコンビニ牛乳買って飲んでたし。

 

 

 

おそらくお店としては、近隣に立ち並ぶタワーマンションの人たちが昼間から大人数で来て色んな料理を注文し、たくさんのお金を落としてくれることを期待していたと思うんです。でも、残念ながらそういう人たちは、タクシーで10分そこそこの銀座に行っちゃうんですよ。。晴海トリトンのお客さんは、ブログ主のような庶民が多いんです(ブログ主調べ)。

 

で、お店の方もしばらくして、そのことに気がついた模様。そして、色々と試行錯誤した結果、最近になってすべてのメニューが「1,000円未満」という魅力的なランチメニューが完成しました。うん、東京都中央区というアドレスを考えれば、ちょっとやりすぎなぐらい。

 

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辛さの方も、以前に比べれば控えめになっていました。今日ブログ主は、写真の「本校特色麻婆豆腐」を3段階あるうちの真ん中にあたる「中辛」で頼んだのですが、しっかり辛いながらも胃を保護する牛乳のオブラートまでは不要。日本人が思うところの辛さに仕上がっています。

 

だからといって、麻婆豆腐として欠けている部分があるわけではありません。運ばれて来るとすぐに立ち昇る花椒の香りが鮮やかで、口に含めばガツンと来る辛みのあと、じんわりと旨味が広がります。

 

この定食が、1,000円でおつりがくる850円(税込)。至福です。