今回は、私自身の経験を元に、発症原因を患者目線で考察してみたいと思います。
経緯にも書きましたが、私の発症原因が「タバコの煙（副流煙）」であることはおおよそ疑いがないところです。しかし、状態が多少回復してきて自分の生活習慣を見直そうとこれまでのことを振り返った結果、「もしかしたらこれも一因では」と思うようなことがいくつも出てきました。その内容を、以下のリンク先でそれぞれお伝えしようと思いますので、まずはご一読をお願いします。
【私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの】その①～洗濯洗剤
【私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの】その②～香水
【私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの】その③～即席めん
【私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの】その④～運動不足
【私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの】その⓹～体質
いかがでしたでしょうか。ご自分に当てはまるようなことはありましたか？
もちろん私は数多いる患者のうちの1人に過ぎないため、書いたことがご覧いただいている方に当てはまらないことも多々あると思います。しかし、発症の経緯の記事でも書きましたが、大事なのは症状の改善を図るために自分について正しく知ることです。
「書かれていたものではなくても、これまで自分が多く触れてきたもので問題がありそうなものはありませんか」
「自分のこれまでを振り返ってみた時、思い当たる出来事はありませんか？」
症状に対しての特効薬が存在しない今、自分の生活を見直して改善を図ることは必須の作業です。今、体力的、気力的に余裕がないという方も、可能な限り早く確認し、今もその状態が継続しているのであれば取り除くことを実践してみてください。症状の重さによっては短い道のりではないかもしれませんが、その先には必ず回復への道が開けると思います。
